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オールシーズンタイヤってどうなの?メリット・デメリット解説と見解を話します。

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2024.01.24

お疲れ様です。オートファクトリーの国松です。
今週は寒波が来てとても寒いですね。自宅周辺も雪が積もり、朝にはアスファルトの道にもうっすらと積雪がありました。
以前にも記事にしましたが、暖冬であってもスタッドレスタイヤを履いた方がいいですよと紹介しました。早速役立ったのではないでしょうか?
さて、今年に入り色々な人から「オールシーズンタイヤってどうなの?」とよく聞かれます。
夏タイヤとスタッドレスタイヤの2種類を用意するより「オールシーズン」の1種類だけで大丈夫なのかということを知りたいのではないでしょうか?
今回はオールシーズンタイヤについて解説と、実際に使えるのかという私の見解を記事にしたいと思います。

オールシーズンタイヤとは?メリットとデメリットを解説。

さてそもそもオールシーズンタイヤとはどのようなタイヤなのでしょうか?
オールシーズンタイヤとは名前の通り、夏の路面から冬の軽微な雪道まで1年を通して使用できる全天候型タイヤのことです。
と検索したら書いてありました(笑)
一見したらとてもいいように思いますが、実際はどうなのでしょうか?

オールシーズンタイヤのメリット

オールシーズンタイヤのメリットは全気候対応ということです。
雨や積雪にも性能を発揮できます。
そのため季節ごとに履き替える必要もなく、夏用と冬用を購入する必要もなく、交換する費用もないため経済的にも良いです。
また保管する必要もないため、アパートなどで保管する場所がない方にもメリットはあります。

オールシーズンタイヤのデメリット

オールシーズンタイヤのデメリットはどの気候で使えるとしても夏用・冬用タイヤに比べると性能に劣りが出るということです。
夏用よりも寿命という点では短かったり、積雪時に冬用ほど積雪や凍結路面での性能は発揮できません。
積雪も1mmや2mm程度までは大丈夫という説明を見たのですが、さらに積もった路面や凍結した路面は厳しいです。
Youtuberが新品のスタッドレスタイヤ・8年前のスタッドレスタイヤ・新品のオールシーズンタイヤを履き替えて、同じ車で雪道を走るという検証をしていましたが。
オールシーズンだと加速時やブレーキ時に多少滑っていたり、アイスバーンでハンドルを切る時にも滑っていました。
最後のまとめで、新品を100点とすると8年落ちは50点、オールシーズンは40点と言ってました。
Youtuberを信用するわけではないのですが、外からの車の挙動を見る限りあながち間違ってないのではないかなと思います。
また、夏用・冬用に比べて値段は高い傾向にあります。

オールシーズンタイヤは使えるのか?私の見解について。

オールシーズンタイヤのメリット・デメリットを見てきましたが、私の見解についてお話します。
ユーザーの環境や使用場所にもよりますが、今現在、自分の生活圏内で車の使用を考えると夏用・冬用と使い分けた方がいいと考えます。
その理由として、やはり今回のように積雪が多かったり寒波で橋の上が凍ったりした場合にはオールシーズンタイヤでカバーできない路面状況が発生した時に備えるべきであり、滑って事故した時には遅いですからね。
長距離移動される方や、雪が積もっても出勤しなくてはいけない方などは特に必要だと思います。
またオールシーズンタイヤをオススメするのは、都市部で滅多に雪が積らない方ですね。

ただこの先いいオールシーズンタイヤが開発される可能性は十分あります。
10年ほど前ですが、ミシュランというタイヤメーカーがレースの世界で溝のない小雨用のレーシングタイヤを開発しました。
このタイヤが出た事は衝撃的で、溝がないと排水がうまくいかないと滑って危険なため常識的に考えてあり得ないと思っていたのですが、技術の進歩により雨でも滑りにくいタイヤを開発しています。
この話と同じようにいずれ本当の意味での「オールシーズン」タイヤは開発されると思います。

まとめ

オールシーズンタイヤについて解説しました。

メリットについては
・全天候に対応できる。
・冬前後の交換の必要がない。
・保管場所が必要ない。

デメリットについては
・夏用・冬用に比べると性能はイマイチ。
・凍結路面では滑りやすい。
・値段が少し高い傾向がある。

ということです。
また私の見解として、基本的には夏用と冬用でまだ使い分けた方がいいと考えています。
ただ将来的には弱点を克服したオールシーズンタイヤの開発に期待しています。

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